適切な睡眠時間

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適切な睡眠時間って何時間くらい?

適切な睡眠時間といえば、感覚的にはよく眠れて疲れがとれた、というものでしょうか。大人の場合は朝から元気いっぱいというのは難しく、寝足りないとか寝過ぎたとか感じない状態が一番適切に近いという気がします。

 

ちなみに、大人がよく眠れたと感じるのは、人にもよりますが6〜7時間くらいだと言われています。6時間以下では眠り足りないと感じるそうですが、不思議なことに睡眠時間が5時間未満の場合よりも不満が多いそうです。

 

平均的なサラリーマンの場合、ある程度責任のある立場になれば、定時退社などは月に1度あるかないかで、大半は午後8時とか9時退社です。それから満員電車で帰宅して、遅い食事とお風呂で午後11時過ぎてしまうことも多く、寝るのはどうしても日付けが変わってからになります。

 

朝は遅くても午前7時には起きなければ間に合わないため、睡眠時間は6時間半くらいが平均でしょうか。これを連続5日間に続いてすや身が2日間のパターンを果てしなく続けていると、身体が慣れてこのパターンが当たり前になります。つまり、1日6時間強の睡眠に適応するわけです。

 

身体にとって適切かどうかは、実をいうと身体にとってより良いという状態とは限りません。人間に限らず動物の身体は環境に適応してその状況に合うように変化します。例えば、人類という種は地球には1種類しかなく、遺伝子的には誰とでも交配可能です。

 

しかし、この同じ人類が赤道直下の熱帯にも済んでいますし、また極地に近いような極寒の地でも繁殖しています。そんなに環境が違うのにどうしてと思いますが、それぞれその環境に適応することによって、適切な身体になったためです。

 

同じように、日本のサラリーマンもずっと睡眠時間6時間ならその状態に適応し、そのうちに最適化されて、6時間寝ると自然と目が醒めてしまうようになります。そういう意味では、その人に慣れている状態が適切な睡眠時間なのかもしれません。

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