睡眠時間 短縮

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睡眠時間を短縮すると?

現在慣れている睡眠時間を短縮すると、どういうことになるでしょうか。睡眠が不足した場合に発生する精神活動上の影響は、気分がささくれ立つ、気が短くなる、記憶力や集中力が低下する、です。

 

他には、睡眠不足の影響で身体が一時的に興奮状態になり、気分が高揚して瞬発力が増すこともありますが、これは単に一時的に身体が活性化しているだけですので、長く続かない上に後で反動がきて力が抜けます。

 

このように、睡眠時間を短縮してもいいことはあまりないようです。もともと、人は置かれた状況における睡眠時間に適応する傾向があるため、どんな長さでも現在眠っている時間が一番身体に合っているはずです。それを無理に短くしようとすると、少なくとも一時的には悪影響があるでしょう。

 

もっとも、人間は個体差はありますが、(おそらく)遺伝的に一日の睡眠時間というものが決まっているようです。一日4時間睡眠でいいという人はまれに存在しますし、最低でも10時間は寝ないとどうにもならない、という人もいます。

 

それどころか、本当に希なケースですが、まったく睡眠をとらないでも平気という人もいます。昔は何かの病気ではないかと思われていたようですが、現在ではそういう「体質」であると考えられています。

 

睡眠時間の短縮には、やはり限界というものが存在するようです。すなわち先天的に決まっている限度があり、それ以上に短い睡眠では健康を維持できません。睡眠時間の短縮方法についてのハウツー本がかなり存在しますが、睡眠専門医が著したものはひとつもなく、机上の空論を展開させただけのものが多いようです。

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