小学生 睡眠時間

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小学生の睡眠時間って?

小学生の睡眠時間は、いかほどが良いのでしょうか? その疑問には一応解答があります。統計的に8時間54分が理想の睡眠時間とされていて、それより少ない睡眠時間では脳の発達が遅れたり、ストレスがたまって精神的に歪みが出てしまうそうです。

 

十分な睡眠をとらない小学生は、登校拒否、ひきこもり、アレルギーの発症などさまざまな障害を起こしやすいと言われていますが、どうもこれは眉唾物です。睡眠時間が長くなければいけないとか、これ以下では駄目だとか言うのは簡単ですが、それはあくまでも平均的、統計的な数値であって、実際には人それぞれであることはご存じの通りです。

 

まあ確かに、一番大切な成長期である小学生時代に睡眠が足りないと後々問題が起きそうですが、それは睡眠時間が足りないからというよりは、十分に睡眠を取れないような環境の影響でおかしくなるとみた方が良いようです。

 

小学生の生活は、ほとんど親に支配されています。自ら進んで睡眠時間を削るような暮らしをする必要もないし、そんな権利もないでしょう。言われたとおり学校に入って塾に行って宿題をやっているうちに時間が足りなくなるだけです。

 

もちろん、遊びが過ぎて睡眠時間が削られるということはありそうですが、大人と違って小学生の頃は生活に影響がでるほど睡眠時間を削ってまで遊びはしないものです。大人とは違うのです。睡眠時間を削るくらいなら勉強時間を削ります。

 

それが許されないとしたら、やはり親の影響が強いわけです。もっとも、親が止めないといつまでたってもゲームばかりしてまったく勉強しなくなるかもしれず、そこらへんは親の腕の見せ所です。

 

ですが、とりあえず睡眠時間を削るのだけは止めましょう。いくら勉強ができても、ひきこもりや精神的に不安定な子供になってしまったら何にもなりません。適度に叱りつつ、睡眠時間はしっかり確保してやるのが親の義務です。

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